『全世界へのイースターの祝福』
ヨハネによる福音書20:11~18
イースターおめでとうございます!イエス様は預言の通りに三日後に復活されました。イエス様は神の御子なので、奇跡によって誕生され、また奇跡によって復活されました。しかし、徹底的に「人の子」として鞭打たれ、殴られ、唾され、極限の苦痛を伴う極刑と言われる十字架によって死を味わわれました。
すべて、わたしたちの罪を贖い取るためです。この神の御子の犠牲があって、復活の祝い、イースターがあることを私たちはこの世に伝えていかねばなりません。
奇跡は人の力で理解することができないので、「信じる」他はありません。信じるとは、単なる感情に過ぎないとか、質量が無い、科学的根拠が無い、曖昧なことと思えるかも知れませんが、そうではありません。
Believe(信じる)は、Love(愛する)と同根の語であり、原義は「こよなく愛する」です。私たちのために命を犠牲にしてくださった主イエスをこよなく愛する、だから主イエスが教えてくださったこと、Gospel、福音を大切に実践していく、これが信仰なのです。
イエス様の愛、アガペの愛(神の愛)は、人の思いで計り知ることができません。「霊においてキリストは、捕らわれていた霊たちのところへ行って宣教されました。この霊たちは、ノアの時代に箱舟が作られていた間、神が忍耐して待っておられたのに従わなかった者です」(Ⅰペトロ3:19-20より)。イエス様は陰府に降り、従わなかった霊までも救われるのです。
さらに「キリストも、多くの罪を負うためにただ一度身を献げられた後、二度目には、罪を負うためではなく、御自分を待望している人たちに、救いをもたらすために現れてくださるのです。」(ヘブライ9:28)とある通り、イエス様は再び、この世に来られて、救いをもたらしてくださるのです(マタイ24:30,26:64、マルコ13:26,14:62、ルカ21:27、黙示録1:7,14:14)。
イエス様は「互いに愛し合いなさい」と教えられました。この愛は「アガペの愛」です。信じる、信仰によらねば不可能の愛です。ゆえに私たちは礼拝を守り、先ず主の愛に満たされ、福音に仕えるのです。ハレルヤ!
中島聡牧師