『メリークリスマス!』
ルカによる福音書2:8~20
クリスマスおめでとうございます!キリスト(メシア・救い主)の降誕をお祝いできる幸いに感謝いたします。
かつて神は、祝福の基となるべきイスラエルがエジプトの奴隷となってしまったので、救い出すために十戒にその御心を刻み込んで「契約の箱」に収めさせ、聖なる力と共に歩んで下さいました。
イスラエルは無事に解放され、王国を与えられるまでに祝福されましたが、やがて背信によって全てを失い、ローマの属国となってしまいました。
そもそも神の御心はすべての人がアブラハムを通して祝福に入ることであったので、その御心を成就するために、今度は神自らが地に降り立つことにされました。
「子なる神」も全権全能の神ですが、なんと「飼い葉桶」にその身を寝かせられました。
「契約の箱」はレビ人のケハト氏族しか担ぐことが許されず(民数記4:15)、たとえアロンであってもおいそれと近づくならば死ぬこと、すなわち絶対の聖別、選民が定められていたのです(レビ記16:2)。
しかし、 「飼い葉桶」はすべての人が触れることができます。ここにおいて神は聖別、選民よりも、すべての人を招く「神の愛」を最も大切にされたのです。
ですが、あえて触れる人がいるでしょうか?触れた人は、天使の御告げを信じたマリアとヨセフ、そして羊飼い、預言を信じた東の国の人でした。彼らは信仰によって神の御子に触れ、救いに招かれました。
しかし、すべての人が飼い葉桶に触れることはできません。そこで、神の御子はその身を「十字架」に磔られたのです。
誰も十字架は触れることができません。しかし、神の御子の命が犠牲として捧げられ、血潮が流されたので、信じるだけで救われることになったのです。私たちは、この救いの出来事・クリスマスを、せめて一人でも多くの人に伝えたいのです。この世、すべての人への最高の贈り物、主イエス・キリストの御恵み、父なる神の愛、聖霊の親しき御交わり、この福音を今日も明日も宣べ伝えて参りましょう。
ハレルヤ!
中島 聡牧師