『救い主を待ち望む恵み』
ルカによる福音書2:22~35
主の年2024年も最後の聖日を迎えました。振り返るとどんな年だったでしょうか? 一言で、「石川県の年、能登半島の年」と言えるのではないでしょうか。
元旦に起きた地震と度重なる余震、そして豪雨災害と、大きな困難が襲いかかりました。未だに復興は途上で、私たちも祈り、支えていかなくてはなりません。
そして、私たちが忘れてはならないのは、これも主の業である、と受け止めなくてはならないことです。もちろん、感謝して受け止める事ができる類いの業ではないことは事実です。しかし、神さまのなさる御計画は災いではなく、将来と希望を与えるものであり、希望は失望に終わりません。
私は以前、2007年の能登半島震災を経験しました。3月25日(日)、年度末の礼拝で、輪島の教会では来られた信徒の方と短く祈る時を持つに留まった、と聞きました。
当時の被害を見ても、大変な災害が起こった、と感じました。石川県は災害が少ない所だと言われていましたし、教会も小規模で復興は時間がかかるだろう、と思いました。
しかしその後の出来事から、神さまの驚くべき御業を見せられました。能登にある伝道所は古い木造家屋で、地震の影響で梁がずれ、建て替えを余儀なくされました。
それ以前から、いずれは建て替えなくてはならないと言われていましたし、同時に、経済的に難しいだろうと思わざるを得ませんでした。
しかし、石川地区にある教会が一致をして祈り、献げました。もちろん全国の教会も同じく支えて下さり、伝道所が新会堂を献堂できたのです。
時に神さまの御手の業は、私たちの想像を遙かに超えた大胆さを持って進められます。今もまさにその御業が起こっています。
果たして主の年2025年はどのような年になるのか、まだ見通しがつきません。けれども、神さまの大きな摂理の中に私たちは置かれていて、時来たれば実を結ぶ最善の導きが行われている事を信じ、神さまをほめたたえつつ歩みたいと願います。ハレルヤ!
片平 貴宣牧師