『祝福を活かす信仰』
列王記上10:1~5
本日は日韓交流が行われており、水原城教会で訪問団が礼拝を守っています。その原点である、倉持芳雄先生のメッセージに聞きたいと思います。
本日の聖書箇所と同じ箇所を、倉持先生が1983年9月25日にメッセージをされています。説教題は、「『シバの女王の驚嘆』-ソウル純福音中央教会訪問報告-」でした。倉持芳雄牧師は1983年9月11日(日)、ソウル純福音中央教会にて日本人初の説教者としての奉仕をされました。その時の証しを清水ヶ丘教会の礼拝にて報告されました。
ソウル純福音中央教会、ダビデ・チョー・ヨンギ先生の教会は当時、一回の礼拝出席が5万人、一日に六回礼拝が行われ、日曜日の来会者は約30万人もの人数でした。礼拝堂は一万二千人収容の大変大きな会堂でしたが、それだけでは収容しきれず、併設される10階建ての教育館と、11階建ての世界宣教センターの各部屋に、テレビを置いて礼拝を放送して行っているとの事でした。
牧師も50人ほどが働きに仕え、長老は65人おり、世界宣教のために宣教師、伝道師、事務員等々、大変多くの人々が働かれ、30万人の信徒を支えていました。
それだけに留まらず、40万人へ、50万人へとのビジョンを掲げ、また日本への働きかけとして「一千万救霊」との目標を掲げており、倉持先生もそのために協力をしていきたいと願っておられました。
倉持先生はその訪問の時の気持ちを、シェバの女王がイスラエルを訪れ、ソロモン王に謁見したときのような驚きになぞらえて語られました。何度も訪韓し、ソウル純福音中央教会の噂や建物を遠くから見たことはあったものの、実際に訪問をして、趙鏞基牧師と直接語り合い、同じ主を宣べ伝える働き人として、共に仕えて参りましょう、と結ばれました。
神様の大きな祝福が日韓両国の教会、そして全世界の教会にあると信じ、神様の救いの業の証し人として歩みましょう。ハレルヤ!
片平貴宣牧師