みことばの糧1309

『信仰の網を降ろす』

ルカによる福音書5:1~11 
マタイ、マルコ、ルカ福音書は、イエス様と弟子のファーストコンタクトをゲネサレト湖(ガリラヤ湖)で漁をしていた四人シモン・ペトロとアンデレ、ヤコブとヨハネとしています。
ルカは徹夜に及んだ漁が全くの不漁であったと記録し、それでもイエス様がもう一度「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」と言われたので、その通りにすると網が破れそうになるほど、舟が沈みそうになるほどの大漁に恵まれたとあります。どんなに嬉しかったことかと思いますが、イエス様が「今から後、あなたは人間をとる漁師になる」と言われたので、彼らは大漁の魚も舟も網も捨てて、イエス様に従ったのでした。
ここに主の弟子となること、主の弟子としての奉仕についてのすべてが記されています。
 マタイ、マルコでは、イエス様の「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう。」との御言葉に四人が従ったとある通り、弟子・奉仕の第一は、主の御言葉に従うことです。主の弟子としての奉仕は「人間をとる漁師」になること、すなわち罪の赦し、魂の救い、永遠の命を与えることに尽きます。
 そのため弟子となるには、大漁の魚も舟も網も捨てることになります。レビ(マタイ)は取税人を捨てました。その代わりに「あらゆる悪霊に打ち勝ち、病気をいやす力と権能」が与えられ、「神の国を宣べ伝え、病人をいやすために遣わ」されるとあります(ルカ9:1-2)。
 また、ルカ8:1-3の見出し【婦人たち、奉仕する】とある通り、イエス様と十二弟子を支えるために「多くの婦人たち」が「自分の持ち物を出し合って、一行に奉仕していた」とあります。
 神の国を伝える~福音伝道のため、病をいやす~社会福祉のため、教会は奉仕する者の集うところとなります。
 その第一歩にして最大の奉仕は主の招きに従うこと、礼拝を守ることになります。「ハレルヤ。聖所で神を賛美せよ。大空の砦で神を賛美せよ。力強い御業のゆえに神を賛美せよ。大きな御力のゆえに神を賛美せよ。…息あるものはこぞって主を賛美せよ。ハレルヤ。」(詩編150:1-2、6) 主を賛美し、主の御言葉に聴き、主の祝福を受け、主から派遣されて奉仕に向かう時、恵みが満ち溢れるのです。ハレルヤ!

中島聡主任牧師